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タバスコ学習室を開設いたしました。

今まで勤めていたK塾のO教室は、2月に「辞めさせてもらいたい」旨のことは伝えていて、その時点では家で塾を開こうという思いつきはまだあやふやでした。

3月に入って、やっとこ重い腰を上げて手作りのチラシを近所の小学校の登下校時の子どもたちを待ち伏せして捕まえて手渡ししてみたりしながらもまだあやふや感漂いつつ・・・
こういうとこ、本当に私ってあやふやな人間だなぁ。

チラシ効果はほとんどなく、聞いてみれば、たとえば新中学1年生(タバスコのターゲット!)は1月あたりから塾を探し2月にはほぼ決めていたんだって(近所の新中学生の母親談)。

遅きに失したか・・・

ま、ええか・・・

ね、こういうところ本当に私ってええ加減なおばはん。

で、K塾のほうは、「一日だけどうしても続けてもらえないか」って言われたのもあり、今年度は一日だけのバイトでちょっと楽しちゃおうかなって思ったりしておりました。

3月も末になって、「チラシを見たんですけど」という問い合わせがポツリポツリあり、小学生4人と中学生1人が入塾してくれることになりました。

で、本日よりタバスコ学習室発進でございます。

ねらい目は口コミ。

あと、新中学1年生が既成の塾に不満が出始める夏休み前後に第二波があるのではないかと胸算用。

でも、タバスコ一人で対応するので15人が限度かなぁ。
早い者勝ちだよ!

ええ加減に発進した方がタバスコらしく、案外ええ結果が出たりする。

ええ結果というのはつまりタバスコ自身がしんどくなく楽しく働けるってことでございます。
どこまでいっても自分第一主義!
なんか文句あっか?
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夕べの授業でね、小学生の男の子の算数の授業なんですけど、ちょっと目覚しいことがあったんです。


フジムラ君って子。
勉強嫌いなんです。っていうか何に対しても「面倒くさいー」と言うわけ。投げやりなんですね。
もう一人の男の子モリザネ君もそういう傾向はあるんだけど、こっちはまだ最低限やることはやってくれる、それと基礎はとにかく押さえてるんですよ。頭は多分かなり良い。
フジムラ君がどんどん駄目になっていくのを「どうしたもんかなぁ」って私なりに気に病んでた訳なんです。

で、昨日。
分数の通分の問題。

フジムラ君はまったく理解できてない様子。
先週には最小公倍数の出し方をしてて、やんやんゆってなんとか理解したのかな、あやしいなってところで今週通分のやり方を説明するとてんで聞いてくれない。聞いてくれないけど私は説明したのね。で「ほれ、今説明したとおりにやってみんかいさ!」って練習問題をやらせるとてんでできない。「めんどーくせーめんどーくせー」って連呼する。
で、2発ほど頭をぶちました。「こりゃ!ちゃんと聞かんかい!」って言うて。
えらそうにゆっても子どもはぶたれるとちょっと態度があらたまるのね。(ぶったのは初めてだから知らなかった)
で、もう一度説明する。今度はさっきより聞いている。
通分ってそんなに難しいもんじゃないじゃないですか。分母の最小公倍数を出して、そろえてやればいいだけでしょ。で、やって見せて、同じことをフジムラ君に「やってみ」っていうとできる。

「すごいすごい、フジムラ、アホちゃうやん!」ってやや大げさに誉める。何度かやらせる。できる。さっきぶった分今度は頭をなでなでする。「さわるな!」とか言うけどね、無視して撫でる。「フジムラ、意外とかしこいやんけ」とか言うてみる。

フジムラ君の表情が一瞬輝くようで、でも不思議なことにそれは悲しいものと交差したんです。

塾で教えていて、私は概ねあんまりできない子を教えることが多いんだけど、ずーっと共通してその子達から感じ取るもの、それは悲しみなんですよ。
学校の勉強で目覚しい結果を出せない自分をどの子もどの子もみんな悲しんでるってことを私は感じるんですよね。だからこのときのフジムラ君の目の中の悲しい曇りもすごく敏感に感じることができた(んだと思う)。
その私の反応にフジムラ君も呼応してくれたんじゃないかと思うんだけど・・・・

彼が次にしたこと。なんだと思います?

彼は、計算用に私が与えたメモ用紙に、きちゃない字で、「今わかってもあしたになったらわすれる」って書いたんです。

その時私は思わず涙がでそうになりました。
それって、フジムラ君の悲しい悲しい心の叫びなんですよね。

彼は彼なりに苦手な算数を理解しようと努力をした経験もあるんでしょう。でも、その努力がまるでざるで水をすくってるような徒労感しか残さないという経験もしているんでしょう。
何度かの不運な経験が彼にすっかり努力を投げ出させてしまった、のかもしれません。そういう自分をフジムラ君は自分でずっと悲しく思っていたんでしょう。自分は一人より馬鹿なんだと思い込んでいたのか知れません。

最初に書いた訴えの後、ものすごい勢いで同じような意味のことを立て続けに彼は書き続けたんです。
「100パーセントのうち99パーセントは次の日には忘れてる」
「わかってもわかってない」
「わからん、わからん、わからん」

きちゃない字がいっぱい書きなぐられていました。

「なんで次の日に忘れるか、わかる?」って聞いたら、「あほやから」って言うので、「それはちゃうな」とゆってやりました。

それはフジムラの聞き方が悪いねん。さっきみたいな態度で聞いて、ちょっと聞いてわかったつもりになってるからすぐ忘れるんやがな。
わかったと思ってから同じ問題を10回繰り返してやったら忘れへんにゃがな。先生の言うとおりにしてみ。

私はことさらにぞんざいな言い方でフジムラ君に命令口調で言い放って、「とにかくこの問題を文句言わんと全部解いてみ。」

と問題集の中から10問選んで彼にさせてみました。

彼は黙々と解いたんです。全部全部正解。

まだ足りなさそうにするので、後5問。

もっとやる?と聞いたら、前のページに戻って、「ここがわからん」と言うので、それは分数が分母と分子に同じ数でかけても割っても数の大きさに変わりはないという説明のところで、そのことを図を使って説明するとジーっと黙って聞いている。
あんまり深追いしてもあかんかなという計算もあって、「今日はここまで。あとは遊んでええで」と10分前に言い渡すと、晴れ晴れとマンガを書きはじめた。
隣のモリザネの練習問題を見てやると、これは全部正解していた。
残り5分間をご褒美に進呈すると二人はわけのわからない2次元上の戦争ゲームを始めて、没頭している。



さて、来週フジムラの態度は変わっているだろうか。
またふてくされたフジムラに戻っているかもしれないけれど、今までよりはちょっとはせんせーの言うことも聞いてみようという気になってくれたように思うねんけど。

だから夕べは帰り道の車の中で、「おしっ!」なんて雄たけびが何度も何度もタバスコの口から漏れたのでありました。



木曜日の塾で。

高校生のともみちゃんは月曜日に迫った学年末テストに向けて英語の教科書をさらっている。
ともみちゃんは学年中のトップクラスにいる。
ともみちゃんの通う高校は、並みの下という程度のC高校。

率直なところ、「ううむ、これでトップクラスなのか」とタバスコ先生はちょっとびっくりしたりもする。

当時学校間に格差を作らないという前提で京都の公立高校は小学区で割り振りされていた。(40年近く前の話だよ)
普通科の高校を進学先に選んだら選択の余地がなく、つまりかなり出来る子もそうでない子も同じ高校に進んだ。
出来る子は相当できて出来ない子は相当できなかった。
京大へ入る子もいればタバスコのような子も同じ教室で学んだのだった。
だから高校でトップクラスって言われたとき、正直「そんな子よう教えんわ」とびびったのであるが、ともみちゃんが質問してくることには今のところ答えられる、そういう程度なのだった。

ともみちゃんは美少女。
髪もおしゃれなカットで毛先は可愛らしくウェーブしている。睫毛もカールしてる。ちょっとお化粧してる?でも成績がいいから先生方にはお目こぼしいただいている風情。

テスト前といえども赤目を吊って勉強している風情はない。
「世界史だけ勉強する。後はちょっと見直す程度」なのだそうだ。

で、なぜか地理は苦手という話しになった。

「あ、先生も地理は苦手。群馬県の県庁所在地わからへん。知ってる?」と聞くと、「宇都宮?」という答え。
「ええ?宇都宮って埼玉ちゃうのん?」と言うタバスコ。でも自信はないので小さい声。
となりの中三のセリナちゃんに「ちゃう?」と聞くと、「私も地理苦手です」という答え。セリナちゃんは英語は良くできる。セリナちゃんの志望校は地元では名門のK高校である。
ともみちゃんがそこに口を挟んで、「カナダの首都はバンクーバーじゃないって知ってます?」と言う。
「バンクーバー?それってカナダ?」と言うタバスコ(アホ)。
バンクーバーにはネット友だちがいたことを思い出し、「あ、バンクーバーはカナダっぽい」と気づく。調子に乗って、「カナダの首都はキャンベラちゃう?」とやや大きめの声で言ってしまう。するとセリナちゃんが、「首都はシドニーでしょう」。ともみちゃんが「えええええ?それはカナダとちゃうで」

その時、一番端に座っていたセイカちゃんがこっそり笑っていることに気づいた。セイカちゃんは中学二年生。

「群馬県の県庁所在地は前橋。宇都宮は栃木」とセイカちゃんがすべてを明らかにしてくれた。「ああ、そうやそうや、栃木ってそういえばあったなー」とタバスコ(アホ)
ついでに「茨城は水戸」まで教えてもらちゃった!

その時タバスコの頭がひらめいた!

「カナダの首都はオタワ!カナダでスキーして骨をオッタワっておぼえるねんで!」

ヒカリが小さいときそんな風にして覚えた記憶が甦ったのだ!


インドのお化けはニューっとデリー
オーストラリアの人はキャンキャンベラベラ(そうや!キャンベラはオーストラリアの首都やん!)
フランスのパンはパリッとしてる

ええ気になって披露するタバスコ(アホ先生)


ともみちゃんが、「アメリカの首都はニューヨークじゃないんですよ」とアホのタバスコにそっと教えてくれた。

ありがとう。

みんなええ子や。

その時タバスコの錆びた頭がまたひらめいた。

そうやった、「アメリカの首都はワシントコ」やった!

まおちゃんが、英語の期末テストで96点を取った!

まおちゃんとは、今年の4月から教えている中学生。

こういう子だった。
↓(今年4月の日記から抜粋)




塾では、新学年の授業が3月からスタートしている。
昨年度から引き続き教えることになった子どももいるが、初めて受け持つ子もいる。

夕べの子どもたちは3人、全部初めて。
ゆりちゃん、まおちゃん、まいちゃん。
ゆりちゃんは中学3年生で後の2人は中学2年。この2人は学校のクラスも一緒の仲良しさんらしい。3人とも英語を教える。
まいちゃんはね、そこそこできる。
ゆりちゃんは、無口でおとなしい。
わかっているのかわかってないのかがよくわからない子。
1ヵ月経ってタバスコの見立てでは習熟率50パーセントと見た。

で、まおちゃん。
習熟率は20パーセント以下やな。

ところが、とても授業態度が熱心なのだ。
わからないことをどんどん積極的に聞いてくる。
っつうかほとんど全部わからない状態なんだけど。それでも、一年間英語を学んだはずのこの時期に、こんなこと聞いてかっこ悪いかなと多少のためらいが生じてもおかしくないような基本の基本でも、まったくためらいなく、「それ、なに?」と聞いてくる。
たとえば、「be動詞ってなに?」と聞いてくる。本質的なことを問うているのではない。
be動詞ということばがわからないらしい。
三人称単数の説明をしていたとき、「単数ってなに?」と聞かれたときには驚いた。
「あ、単数ってひとつのこと」と答えると、「へええっ」と驚いていた。
そして、今聞いたことを一生懸命覚えようとする。
「まおちゃんは、すごく熱心に先生の言うことを聞いてくれるね。学校の授業をこれくらい熱心に聞いてたら、こんな成績のはずないねんけどな。なにしてたん?」と聞いたら、
「えへへ、遊んでた」って悪びれもせず言う。隣のまいちゃんはちゃんと聞いていた、と言うので、「ほれ、聞いてた人と聞いてなかった人の差が、こういうこっちゃ」と私が言っても、「うへへ」と笑っている。
性格が素直って言うんだろうか。とても可愛い。

中学生たちの中間試験がそろそろ終わりかけている。

24日の夕方に、教えているまおちゃんからメールが入っていた。

「英語、返ってきました。揺れるハート



こういうのが来たんです。

その前日の塾で、「あかんかった、60点台かも」ってしょんぼりしてたの。
でも、問題用紙を見直しながら採点予想したら70点は取れていそうにおもえる。
第一今回の試験はまおちゃんはものすごく頑張ったのだ。
前回の春休み明けテストでは40点台のまおちゃんだったが、今回はやる気満々だったのだ。

揺れるハート」が、暗示しているものは?

で、「先生の予想は73点!どや!」って送り返したら、

「77点でした!exclamation ×2」ってこんな調子。(もっと派手な絵文字だった)

しかも、5教科の合計点がなんと414点(500点満点)てんだからすごいじゃない!

えりちゃんからはFAXが届いた。
「先生の予想してくれた問題が出てました☆ハート」てな調子の、丸文字のお手紙。
で、「来週は、宿泊学習やから先生には会えませんね」って最後に書いてあって、なにやらものすごく可愛らしいのだ(テストの返却はまだらしい)。

それをヒカリが読んで、「めっちゃかいらしいやん、えりちゃん」という。

「めっちゃかいらしいやろ、その文章。でも本人はめっちゃ恐いねんで。『うっさい、おばはん』ってすぐにお母さんのこと足蹴りするねん。でも可愛いねん」

とヒカリに説明する間もおかしくて笑えて来る。

で、今回えりちゃんもすごく頑張ったのだ。

どうしたん?というくらいまおちゃんもえりちゃんもやる気満々だったのだ。

なんでやと思う?

とヒカリにその理由を当てさせてみたら、簡単に当たった。

「携帯やろ」

その通り!

今回のテストで何番以内に入ったら携帯買ってもらう、という約束を親から取り付けていたのだ。

エサで釣るっていうのはどうなんやろ、って思ってたけど、これほどの効果が出るんだったら考えなおすな。

だって、中学生たちは、自分たちの中に眠っている「やる気」に自分で驚いているのではないだろうか。エサがきっかけで、そういう「やる気」(やる気を出せば自分には力があるんだという経験)に気付くのだとしたら悪くないな、と思った。

もちろんエサなしで、主体的にそのように思ってくれることが理想的だけれど、そんな理想的なお子様はいらっしゃらないのだ。

今度の授業では、たくさんたくさん誉めてあげたい。
誉めてもらうことも、やる気のエサにはなる。
そして、中学生を誉めることは、私にとっても「やる気」のエサになるのだ。

プロフィール
HN:
タバスコ
年齢:
60
性別:
女性
誕生日:
1956/05/26
職業:
兼業主婦
趣味:
広範
自己紹介:
おもろいおばはん
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