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フーコはヒカリよりひとつ下の男の子と、年子で女の子を産み、その子供たちが小学校へあがる頃大阪府下の唯一の村と言われる山村に移住した。
ご主人も仕事を辞めて、自給自足の生活を夢見ての移住だった。
一度その山村の家に遊びに行った。17年位前になるのかなぁ。高校時代のもう一人の友人といっしょに。
トイレが家の外にありもちろん水洗ではない。真夜中のそのトイレにどうしてもいけず、夜通しおしっこを我慢しながら、3人で夜が明けるまでしゃべり続けた。
あ、そうだ、翌日帰ろうとしているところでたまたまフーコを訪ねてきた彼女のお母さんと久しぶりにお会いした。小学生の私をびびらせた教育ママゴンのお母さん。
私の顔を見るなり、「ひゃあ、アサカワさん、元気にしてた?」と大声をかけられ、「頑張ってるっ?」と質問ではなく叱咤激励といったなつかしい調子の声をかけていただいた。
フーコとこのお母さんの間にあったであろう母娘の確執も時間がやわらかくほぐしてくれたのかもしれないとそのときフーコとお母さんの様子を見て私は思った。

ご主人がその山村移住にどれくらい積極的だったのか、消極的ながら彼女の意向に引きずられてのことだったのか私にはよくわからなかったけれど、そのときは大変そうながら希望に燃えての新生活だったのだろう。彼女はその土地で三人目の子どもを出産した。生まれた女の子に麦穂という名前を彼女は付けた。
ご主人が数年後大病に見舞われてしまったことは、不運なできごとに過ぎないのかもしれないけれど、その不運のせいだけではなく山村での自給自足の生活は困難を極めたようだった。結局彼女が働きに出ることになった。
一年に2回くらいの手紙だけの付き合いの数年間があり、それは全然違う色合いかもしれないけれど、私にとっても彼女にとっても停滞と諦念の時間だったのではないだろうか。

2001年の5月の連休に久しぶりにフーコと会った。
河内長野市内の彼女の職場の近くでだったか。お昼ごはんを一緒に食べるくらいの時間しかなかったのだけれど、そのとき私たちはどうしても会いたかったんだと思う。
私にとってのその5月は、なんというか、そうだなぁ、今から振り返ってみて人生で一番しんどかったかもしれない。
ヒカリが大学に入って、中学2年のときに発症した拒食症がその入学を機に好転の兆しでも見えるかというかすかな希望も打ち砕かれ、私は途方にくれるといった態だったのではないだろうか。
そして、フーコも、長女(アイちゃん)の不登校に悩んでいた。
私とフーコがお昼を食べているところにその長女がやってきた。ファッションにとても興味があるといった、普通の女の子のように私には見えた。
普通の女の子のアイちゃんにとってはもしかしたら山村への移住は、親の意向に従わされたという思いの残るものだったのかもしれない。かつてフーコが親の意向に無理やり従わされた過去を持つこととそのことを考え合わせるのは私の穿った見方かもしれないけれど。
アイちゃんの不登校には、何か彼女の生きにくさの表出といったものがあるような気がした。でも、そのときはそんな感想を私は口には出さなかった。
私はヒカリの受験や入学の経緯と入学後の混乱具合を話し、フーコもまたアイちゃんとの関係の齟齬を話し二人でしょぼくれてお昼を一緒に食べた。
別れ際、フーコがそのときの私を評したことばを今も忘れていない。
なんだかとても印象が変わった、がっかりした、というようなことを彼女は私に言った。
私がそれを忘れていないのは、「ああ、まったくその通りの私なんだろう」と思ったから。

以前に何かの折に書いたことがあるけれど、小学5,6年時の私は、人生の最盛期だったのだ。
地球は私を中心に回ってると思っていたくらいなのだから。
その時代を知っている友人から見れば、そりゃぁあのときの私はなんとも情けない様子だったことだろう。フーコもまた情けない状態の自分を私のしょぼくれた姿に重ね合わせていたのかもしれない。

翌年のお正月に京都で会った。そのときもあまり時間がなく、どこかの公園に車を停めてその車の中で缶コーヒーを飲みながらしゃべったと思う。
お互い、5月に会ったときよりはほんのちょっぴり状況が好転しているような(ヒカリは入学半年で退学を決めたものの、秋になってもう少しがんばってみると言い出していた)、でもそれはほんのわずかだけれど、といった報告をしあい、そしてお互いを励ましあって別れた。



うわ、まだ終わらない。つづくのだった。
やずやの発芽十六雑穀のコマーシャルにはいくつかバージョンがあるけど、「おかあさんの味」がコンセプトになってるらしい。

お母さんが家族の健康を考えておいしいものを作る。

その有難さとか懐かしさとか恋しさを刺激するようなイメージ。

そのコマーシャルの一つを見ていて、それは朝お母さんがおにぎりを作って、子どもがお昼にそのおにぎりを食べてるってストーリーなんだけど、お母さんのにぎるおにぎりはおいしい、冷えても温かい、とかなんとかそんなナレーションが大滝秀治の声で入る。

その画像を見ていて、ふうううっと気が遠くなるような感覚があって、私はなにやら夢を見てる。
「私も私の子どもにおいしいおにぎりを作るお母さんになりたいもんや」とか思う。「子どもにおいしいもんを食べさせるお母さんである未来の私」を夢見てる。

で、「あれ?」って思って、もうすっかり子育ての済んでしまった51歳の私に立ち戻る。

ヒカリにおいしいもんを作ってやった時間も過ぎてしまってることに気がつく。

なんや、私、とか苦笑する。



そんなことないです?

自分が今どこにいるのか一瞬わからなくなる感覚。



80歳の私が、過去のすっかり過ぎてしまった自分を、まだ見ぬ未来の自分の姿のように錯覚しているかもしれない。それはもう年をとった人特有のボケの中で。

そして、目の前にいるヒカリに、「ヒカリはどこに行ったんやろか」とか聞いてる。

もっと別の人の名前を出して、「その人はもうとっくに死んではる」とかヒカリに言われて、ふっと80歳である自分に立ち戻ったりする瞬間のことを想像したりした。

そのとき私は泣くんやろか。


地元の文学賞。

いつが発表なのかようわからんまま、今朝ニュース見たら決定したらしい。

くっそー。

年末に最終候補に選ばれました、って連絡があって、そのとき「○日頃に最終選考が終わります。」って聞いたんやけど、「○日」がハッキリしなかった。
1月中旬?と私は思ってたけど、ダンナは末って聞いたような気がするとか言う。 
なぜなら、その電話はバイトに出かける直前でアタフタしてる最中にかかってきて、まずダンナが取って私に代わったのだ。
二人で半分ずつ聞いて、しかもええ加減に聞いている。

中旬あたりから、ダンナといつやろ?いつやろ?とすっかり受賞した気分で電話を待ってたのだ。

で、今朝、ローカルニュースで知るに至った。
落ちたら落ちたって連絡してこいや!

と思わなくもないんだけど、「落ちました」って電話貰うのもアレやろか。

まあ、ええわ。

とにかく落ちたことはハッキリした。

ウハメラ、落ちたでぇ~。

(はっ!しまった!ウハメラんちは受験生を抱えてるんやった!「落ちる」は禁句やったのに!)

副賞30万で回転寿司食べ放題をヒカリに約束してるんやけど、待っててや!
来年は本気で狙うし。(ふん!今年はただの腕試しやってん!ふん!) 






と、昨日のmixi日記に書いたら、案の定ウハメラから、「気ぃ悪いタイトルやんけ」って文句が来た。

ほんでね、日曜日の朝はユルユルと過ごして(日曜日は掃除をしないことに決めている)、洗濯を終えたら11時過ぎでした・・・

リビングのテーブルで朝のコーヒーを召し上がるタバスコ。
レースのカーテン越しに初冬の朝の陽が差し込んで、愛燦々と人妻タバスコの睫毛に過去たちも憩うのでありました。

そのカーテンを見ながら、カーテンもそろそろ新しくしたいなァ、と思う。

家を新築したときに誂えたカーテンは、何度か取り替えたけれど、実はレースカーテンは初代のまま使い続けている。
けっこう良いレース地やったので惜しい。
今の財力で付け替えるとしたら既製品の安物になるだろうし、それなら「腐っても鯛」状態の、現状のカーテンのまままだ使い続けようかという気になってしまうところがタバスコの本物志向ですがな。(と言ったら笑われるだろうけど。) 

このレースカーテンは実は何度か自分で色を染めている。
はじめはアフホワイトだったのを薄いオレンジに染め、その色が褪せてきたころ薄いグリーンに染めた。
そのグリーンもいまやほとんど褪せかけて(素人が染めているので洗濯のたびに色はどんどん褪せるのコトワリ)元のオフホワイトに限りなく近い色になったあるね。(この家を建てて19年くらいになるもんなァ~)

皆さんご存知の通り(ひょっとしてご存じない?)タバスコはペーパー・インテリア・コーディネーターであらしゃる。(なんやねんそれは!ぺーパーなインテリアコーディネーターってことさ。まだわからんか、資格だけ持ってるってことさ) 

かつては室内のコーディネートに熱情を注いでいた時期もある。
あったなァ~と遠い目になるタバスコ。
だけど今はそういう熱情は冷めた。貧乏になったからかもしれない。
物欲がどんどんなくなる。貧乏が物欲を抑制しているのかもしれないけれど、物欲がなくなる傾斜と我が家の収入の下降線とはなんとなく一致しているように思える。だから、お金がないから我慢しているという感じはない。
欲しいものがどんどんなくなってしまった。気が付いたら、欲しいものを我慢しないで買っていたという時期も、ああ、そういえばあったような気がするという程度に、いま何も買いたいものがない気持ちと比較したりしている。
何も欲しい物がないというのは満ち足りているという意味とはちょっとちがうかもしれない。
欲しいモノはあるような気がする。
だけど、それはお金で買えるものではないことを知ってしまったような。
そんな簡単にことばにできることではないけれど、何を手に入れても、それは違うな、って思ってしまいそうな、ないものねだりの気分に襲われてしまったってことなのかもしれない。

私の欲しい物は、もしかしたらどこにもないものなのかもしれない。

うまく言えないけれどそんな気持ち。
だからもう何を見ても何もほしくなくなっちゃったような気がする。


だけど、日曜日の朝、久しぶりにカーテンのことを思い出して、カーテン新しくしてみたい気もするなあ、なんて窓辺を見ていたりしたわけ。その気分を珍しいもののように感じていたわけ。

そして、ダンナの特価品の(更にその2割引の)カーディガンを買うついでにカーテンも見てこようかな、なんて思ったわけさ。


そして乗り込むショッピングセンター(車で10分の田舎のショッピングセンター)。

ところが目当ての特売品(さらに2割引)カーディガンが見当たらない。右往左往するも見つけられず。仕方なく半額ワゴンセールの中から選ぶとしよう。チャペルがま口財布。(や、安い!2枚買っちゃおう!)

ってことでダンナへのクリスマスプレゼントは予定の2割引カーディガンから半額のセーターに変更!その代わり2枚買ってあげたしぃ(2枚買っても予算まだ余るしぃ)ひよこ

その勢いでワコールの下着売り場を回遊する。
本日全商品25%offなもんで、来たるべきおんな組オフ会下着ショー(下着の見せっこをすることになってしまったのだ。一体どういうオフ会やねん!45歳から54歳までの関西在住おばはんの会なのだが、誰が言い出したのか、その日は銘々が「これが私の勝負パンツ!」なるものを披露することになってしまったのだ!)のために勝負パンツを物色するタバスコ。(だって、勝負パンツなんて持ってへんもん。)

びっくりした!高い!
パンツが一枚5000円もするやん。(こんなパンツ穿いたら誰かに見せたくなるやん。誰に見したらええねん!そっか、それが勝負パンツってことなのか!)
びっくらしたァ!
25%offでも3750円?(おんな組下着ショーのために、これ、タバスコ買ったと思う?) 

さすがに5000円のパンツはよう買いませんでした。
ダンナのセーターより高いパンツなんて道義的に買えませんやん。(どんだけ安いセーターやねん)



その後もいろいろ回遊して、ダンナへのクリスマスプレゼントや、タバスコのセーターやタバスコのパンツ(ズボンという意味の)やタバスコの見せパンツ&ブラ(おんな組オフ会下着ショーのための)やタバスコのあったかソックスなどを会計ブースへ持っていってお会計を済ませた。(物欲ない割りにようけ買うおばはん。)

あ、そうそう、やはりカーテンは腐っても鯛でしばらく我慢することにしました。
宝くじが当たったら金襴緞子のカーテンにしちゃる!

 

ショッピングセンター汎用レジ袋に包まれたダンナへのクリスマスプレゼントを抱え(その3倍ぐらいの自分用の買物の入った袋を肩に担ぎ)タバスコは午後3時過ぎに家に帰り着きました。

帰り着いたらダンナが家にいて、もうパジャマで寛いでいました。

日曜日の午後の陽ざしが、腐っても鯛カーテン越しにまだリビングに柔らかく差し込んでいました。
ストーブの上では薬缶から 湯気が立ち上っていました。

ダンナは半額のセーターを見て、中くらいに喜んでいました。

それから私はキッチンでのんびり時間をかけて夕飯の支度をし(鶏団子鍋のための鳥ミンチのつくねをこねたり、大根をおろしたり、きゅうりと大根と柿のさっぱりサラダを作ったり)、5時には、早い目の夕食をはじめ、ゆっくり時間をかけてダンナとお腹がいっぱいになるまで鶏団子鍋を食べつくし、あんこのいっぱい入った鯛焼きのような膨張したお腹をさすりながら、まだまだ食べ続け、ビールと安いワインでさらにお腹を膨らまし、膨らんだお腹を見せても恥ずかしくない弛緩しきった夫婦の関係に悲歎しつつも安住し・・・・・へえ、お察しの通り中くらいの良き気分の日曜日の夜が更けていったのでした。
                おわり

プロフィール
HN:
タバスコ
年齢:
60
性別:
女性
誕生日:
1956/05/26
職業:
兼業主婦
趣味:
広範
自己紹介:
おもろいおばはん
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