網戸を張り替えた。
網戸張替えキット、2000円。
網10メートル(幅91センチ)とカッターナイフと埋込用ゴムとそのゴムを埋め込むためのローラー。
先日姑が母屋の網戸張替えを建具屋さんに頼んだら2500円やったらしいです。
家の中の網戸を数えたら9枚もある。(小窓も一枚と数えたら)
10年くらいまえに一度張り替えたことがある。
意外に簡単だった。簡単だけど面倒くさい。
私も年を取ってやる気も低下してきた。
もう建具屋に頼むしかないかな、という思いもよぎり、昨年辺りから「どうすべー」と気にかかっていたわけです。(破れたところを補修してしのいでいた)
思い立って今朝DIYショップへ出かけ、件のキットを購入し、その勢いで、雨の中取り掛かってしまった。
ダンナが「わざわざ雨の中でせんならん仕事?」と訝るのを尻目に濡れそぼりながらの作業。
雨に濡れるのは好きなんざます。
それに炎天下で紫外線=シミを気にするより楽そうとも思ったし。
こういう作業をしながら、わたしゃこういうの嫌いじゃないんだなーとしみじみ思う。
「こういうの」ってうまくいえないけど、目に見えて何かが出来上がっていく仕事っつうか。
汗流しながら、手や体が汚れるような仕事っつうか。
楽しいんですよね。
でも、しゃがんでする仕事なので腰が痛くて2枚張り替えて今日の作業は打ち留めました。
夜はバイトもあるから勢いだけで続けたらあとが大変。こういう計算も51歳になってやっとできるようになった。
勢いで、後先省みず何かに没頭してあとで痛い目に遭うなんてことを繰り返す人生だったけど。
1枚目より2枚目はぐっとうまく張れている。
こういう風に目に見える成果というのもうれしい。
ドライバーとかペンチとかの工具を使う作業もお好み。
棚を作ったり、扉の不具合を修理したりするのなんざちょちょいのちょいざます。
自分で出来ることは何でもやる。
そういえば51年間そうやって生きてきたなー、と思う。
案外人に頼らず生きてきたような気もする。
それがどれほどのことか、と他人からは思えるかもしれないけれど、こういう小さな思いが案外人を大胆にすることもある。
私は、どこでだってどんな境遇でだって生きていけるだろう。