だけど人間は甘い
月曜日のことになりますが、京セラドームでのS&Gコンサートへ行って来ました。夫婦で。
月曜日午後の高速バスで大阪に向い、コンサート後は三宮のホテルに一泊して早朝の高速バスで帰宅。
本当は一人で行きたかったけど、なぜかダンナ連れ。
楽しみも半減なり夫婦旅 タバスコ。
とはいえそこそこには楽しかったのであります。
まず第一に楽しかったのが、往路の高速バス。
なんと乗客はダンナと私の二人だけでしたの。
運転手さんが「貸しきりでっせ」やって。
ほんまに貸切。
で、ダンナと遠く離れた座席に座って、補助席も出して体を伸ばして寝ました。やりたい放題。
これ恋人同士で乗ってたら何しだすかわからんね。
そしてホテル。
三宮にこの3月に開業したばかりのトラスティたらいうホテルなんですけどね!めっちゃ良かったんです。
お部屋にエスプレッソメーカーが常備してあるんですよ。
小さなホテルなんですけど、ロビーのそばにええムードのバーもあるし、ここは使えます。
三宮のターミナルから徒歩5分(早足で)くらいでした。
コンサートはね、そやねー、私としたら、ポール・サイモンに「ありがとう」と言えたっちゅうことかな。
二人とも年とってました。
ガーファンクルの美声も衰えてました。
アップテンポの歌の後で肩で息しながら、「So hard…」って言うてました。
35,000人入ってたそうです。
あんな大きい会場でのコンサートって私は初体験。
ぐるっとドーム中を見渡して・・・
ああ、この中には、あの人も、あの人もいるかもしれんと考えていました。
35年前のポール初来日の折、当日券を10時間並んで手に入れた、あの10時間立って待ち続けたときの私の前に並んでいた子。
私と同い年(17歳)で「八尾から来た」と言ってた女子高生。私が京都からって言うと、「同志社目指してるねん」って言うてたなぁ。同志社は入らはったんやろか。入ってたとしても卒業して30年も経ってるけど。
それからコンサートの中でいっしょになった人たち。いっしょに並んでた女の子とは大きな開場ではぐれて、立ち見で見ている(当時は本当に立って見たのだった。今はそういうのないよね)私のそばにはなんと福井県からやってきた女子中学生3人組がいたのだ。
ポールのコンサートは前日にもあり、彼女たちはその前日も見ていて、コンサート終了間際にステージに駆け上がってポールと握手だったかハグだったかをしてもらったと言うのだ(ハグってことばは当時なかったけど)。
そして、その夜もその隙を狙っているというので私はその中学生の後ろにくっついていたけど(あわよくばおこぼれに与れるかと狙うハゲタカの様に)前夜のことがあり警備が強化されていたらしくステージには近寄れなかった。その後楽屋口で出待ちするという中学生にくっついてフェスティバルホールの地下をうろつき船場太郎に遭遇した話は幾度となく公開しているので皆様ご存知でありましょう。(ポールには会えなかった。船場太郎といっしょにいた中山美保はポールサイモンをミシェルポレナレフと勘違いしていた)
あの女の子たちもこの中のどこかにいるのかもしれないなぁって私は思っていた。
ガーファンクルは大阪から福井まで歩いたって行ってたっけ?(英語よく聞き取れなかったけど、なんかそんな話してたよね。自転車でって行ってたのか?)来ていたら彼女たち感激していたことだろう。
それからもっと後にネットで知り合ったS&Gのファンの人たちもいた。
彼らのヒストリーを漫画にして描いているガチャさん、今回の来日コンサートはどこで見たのだろう?(ご主人の転勤で転居の多い人だったから)
ガーファンクルがほんの少し自分たちのヒストリーを語っていたからガチャさんはひとしおの思いで見ているだろうなぁって思っていました。
そんな人たちのことを思いながらその広い広いドームの中を見渡していました。
あ!そうだ、なんかウハメラさんも見に行くかもしれないとかゆってたけど来てるのかな、ひろみんと。
こんな広い広い、35,000人もの人だかりの中で見つけられっこないな。
人生でほんのすこし触れ合ってまたちりぢりになっていった人たちも30数年たってみんなおばさんおじさんになっていることだろう。
会場の中は、本当におばはん、おっさんばかりだったのだ。
ダンナがいみじくも「平均年齢55歳ってとこかなぁ」っていうとりましたけど、そんなもんやったのかな。
そしてポールもアートも67歳になってました。
ああ、時は流れていくんやなァってことをしみじみ感じました。
月曜日午後の高速バスで大阪に向い、コンサート後は三宮のホテルに一泊して早朝の高速バスで帰宅。
本当は一人で行きたかったけど、なぜかダンナ連れ。
楽しみも半減なり夫婦旅 タバスコ。
とはいえそこそこには楽しかったのであります。
まず第一に楽しかったのが、往路の高速バス。
なんと乗客はダンナと私の二人だけでしたの。
運転手さんが「貸しきりでっせ」やって。
ほんまに貸切。
で、ダンナと遠く離れた座席に座って、補助席も出して体を伸ばして寝ました。やりたい放題。
これ恋人同士で乗ってたら何しだすかわからんね。
そしてホテル。
三宮にこの3月に開業したばかりのトラスティたらいうホテルなんですけどね!めっちゃ良かったんです。
お部屋にエスプレッソメーカーが常備してあるんですよ。
小さなホテルなんですけど、ロビーのそばにええムードのバーもあるし、ここは使えます。
三宮のターミナルから徒歩5分(早足で)くらいでした。
コンサートはね、そやねー、私としたら、ポール・サイモンに「ありがとう」と言えたっちゅうことかな。
二人とも年とってました。
ガーファンクルの美声も衰えてました。
アップテンポの歌の後で肩で息しながら、「So hard…」って言うてました。
35,000人入ってたそうです。
あんな大きい会場でのコンサートって私は初体験。
ぐるっとドーム中を見渡して・・・
ああ、この中には、あの人も、あの人もいるかもしれんと考えていました。
35年前のポール初来日の折、当日券を10時間並んで手に入れた、あの10時間立って待ち続けたときの私の前に並んでいた子。
私と同い年(17歳)で「八尾から来た」と言ってた女子高生。私が京都からって言うと、「同志社目指してるねん」って言うてたなぁ。同志社は入らはったんやろか。入ってたとしても卒業して30年も経ってるけど。
それからコンサートの中でいっしょになった人たち。いっしょに並んでた女の子とは大きな開場ではぐれて、立ち見で見ている(当時は本当に立って見たのだった。今はそういうのないよね)私のそばにはなんと福井県からやってきた女子中学生3人組がいたのだ。
ポールのコンサートは前日にもあり、彼女たちはその前日も見ていて、コンサート終了間際にステージに駆け上がってポールと握手だったかハグだったかをしてもらったと言うのだ(ハグってことばは当時なかったけど)。
そして、その夜もその隙を狙っているというので私はその中学生の後ろにくっついていたけど(あわよくばおこぼれに与れるかと狙うハゲタカの様に)前夜のことがあり警備が強化されていたらしくステージには近寄れなかった。その後楽屋口で出待ちするという中学生にくっついてフェスティバルホールの地下をうろつき船場太郎に遭遇した話は幾度となく公開しているので皆様ご存知でありましょう。(ポールには会えなかった。船場太郎といっしょにいた中山美保はポールサイモンをミシェルポレナレフと勘違いしていた)
あの女の子たちもこの中のどこかにいるのかもしれないなぁって私は思っていた。
ガーファンクルは大阪から福井まで歩いたって行ってたっけ?(英語よく聞き取れなかったけど、なんかそんな話してたよね。自転車でって行ってたのか?)来ていたら彼女たち感激していたことだろう。
それからもっと後にネットで知り合ったS&Gのファンの人たちもいた。
彼らのヒストリーを漫画にして描いているガチャさん、今回の来日コンサートはどこで見たのだろう?(ご主人の転勤で転居の多い人だったから)
ガーファンクルがほんの少し自分たちのヒストリーを語っていたからガチャさんはひとしおの思いで見ているだろうなぁって思っていました。
そんな人たちのことを思いながらその広い広いドームの中を見渡していました。
あ!そうだ、なんかウハメラさんも見に行くかもしれないとかゆってたけど来てるのかな、ひろみんと。
こんな広い広い、35,000人もの人だかりの中で見つけられっこないな。
人生でほんのすこし触れ合ってまたちりぢりになっていった人たちも30数年たってみんなおばさんおじさんになっていることだろう。
会場の中は、本当におばはん、おっさんばかりだったのだ。
ダンナがいみじくも「平均年齢55歳ってとこかなぁ」っていうとりましたけど、そんなもんやったのかな。
そしてポールもアートも67歳になってました。
ああ、時は流れていくんやなァってことをしみじみ感じました。
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Comment
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お久しぶりです
こちらでははじめまして…ですよね
お久しぶりです。GACHAです。
たまたま検索していて、タバスコさんの1年前(^^;;)のページに遭遇しました。
Speak of the devil (and he will appear).
ってところでしょうか
(1年かかってますけど 笑)
> ガチャさんはひとしおの思いで見ているだろうなぁって思っていました
はい。ひとしお、ふたしお、何杯でも
京セラドーム、行きましたよ。(東京ドームにも2回、計3回 笑)
私のことを思い出してくれてどうもです。
ヒストリーマンガはちっとも進んでいませんが
最近2009京セラドーム公演レポートマンガを書きました。
http://www.geocities.jp/terushi2002/skrP01.html
1年に1回のS&Gファンのオフ会に参加するたびに、1作ずつ新作が増えています。
時は流れても、ゆるくしつこく、気長な私(かも)。
お久しぶりです。GACHAです。
たまたま検索していて、タバスコさんの1年前(^^;;)のページに遭遇しました。
Speak of the devil (and he will appear).
ってところでしょうか
(1年かかってますけど 笑)
> ガチャさんはひとしおの思いで見ているだろうなぁって思っていました
はい。ひとしお、ふたしお、何杯でも
京セラドーム、行きましたよ。(東京ドームにも2回、計3回 笑)
私のことを思い出してくれてどうもです。
ヒストリーマンガはちっとも進んでいませんが
最近2009京セラドーム公演レポートマンガを書きました。
http://www.geocities.jp/terushi2002/skrP01.html
1年に1回のS&Gファンのオフ会に参加するたびに、1作ずつ新作が増えています。
時は流れても、ゆるくしつこく、気長な私(かも)。